フォロースルーで腕は伸ばすのか伸ばさなくても良いのかな話
フォロースルーで両腕を伸ばすのが今までのゴルフ理論の定石でした。
が、結論として、今は伸ばさなくても良いです。
もちろんパーシモンクラブのような小さいヘッドを使ってたら、
伸ばしたほうが良いのですが、
クラブも460ccで大型、かつ何もしなくてもヘッドがボールを捕まえる仕様になっています。
ので、フォロースルーで両腕を伸ばしてしまうと、捕まりすぎてフックがでやすくなります。
フォローで腕を伸ばす、、、というより、フォローで一番大事なのは、
右腕が左腕を追い越す感覚というのが大事です。
よくある勘違いとして、スライスを直すために手首を返す動したり、
手首のリリースがこの動きと思っている方がいるのですが、
右腕が左腕を追い越さない限り、どれだけ頑張っても右手首も左手首を追い越すことはないです。右腕が左腕を追い越せば、リリースも自ずとできるようになります。
ではどうすれば右腕が左腕を追い越すのか。これのコツはいくつかあるのですが、
イメージしやすいのは、インパクト以降に左肘を左脇腹から離さないイメージです。
これを意識するだけで、左腕が右腕の追い越しを待ってくれている状態になるので
自然にリリースができます。打ち出しが右に飛ぶようなスライスで悩んでる人はこれも解決方法の一つです。
左肘が左脇腹にあるので、フォローで腕を伸ばすという理論に反するようですが、
この左肘が左脇腹にある状態というのはスイング中の時間でいうと本当に一瞬です。
右腕はインパクト直後に追い越していく感じになるのですが、
その後はクラブヘッドの遠心力でどうしても左肘が左脇腹から離れていきます。
この自然なひっぱりの力で伸びるぐらいが、丁度良いのです。
あとはフォローでの肘のたたみ方とか細かいコツもあるのですが
今日はこの辺で。。。